EIZOは29日、D-subとコンポジットビデオ入力(BNC端子)を搭載した19型スクエア液晶ディスプレイ「DuraVision FDS1903」シリーズを発表した。ブラックとセレーングレイの2色を用意。6月12日より発売し、同社の直販サイト「EIZOダイレクト」での価格は74,800円。

「DuraVision FDS1903」シリーズ

解像度は1,280×1,024ドットで、液晶パネルはTN方式、バックライトはLED。BNC入力端子は接続部がロックでき、セキュリティカメラなどを接続しておくのに向いてる。

輝度信号と色情報信号を分離処理し、色のにじみやチラツキを抑える3次元YC分離機能を搭載。アンダースキャン表示に対応し、ノーマル(95%)表示のオーバースキャン枠外に記録された情報を参照できる。ガンマ設定を3段階で切り替えられるほか、下方から見たときの黒浮きを補正する機能も搭載。

「DuraVision FDS1903-BK」(ブラック)

「DuraVision FDS1903-GY」(セレーングレイ)

付属リモコン

そのほか主な仕様は、視野角が水平/垂直とも170度、輝度が350cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1、応答速度が5ms(GTG)。消費電力は最大36W(節電時8W以下、待機時1W以下)。

スタンドのチルトは上30度、スイーベルは左右70度、高さ調節は100mm、右90度回転のピボットとVESAマウント100mmに対応する。映像入力インタフェースはD-sub×1、BNC(コンポジット)×1、0.3W+0.3Wのステレオスピーカーを備え、リモコンが付属する。本体サイズはW405×D205×H406.5~506.5mm、重量は約6.1kg。スタンドなしのフリーマウントモデルも用意されている。