サイオステクノロジーは2013年5月17日、Hadoopベースのビッグデータ活用クラウドサービスを用い、オンラインゲームアプリケーション向けに新サービス「SSTDソリューションパック for オンラインゲームス」を販売開始した。

発表によれば、オンラインゲームの市場が急速に成長する中で、アプリケーションを提供するプロバイダーにとって、拡大しつつ変化もするユーザーの行動を逐次把握してサービスに反映させることが、収益向上につながる課題であるという。そのため、膨大なアプリケーションログデータを確実に収集・分析するためのプラットフォームが求められている。

本サービスでは、ビッグデータの活用を容易にするクラウドサービス「Treasure Data Cloud Data Warehousing Service」を利用して、オンラインゲームアプリケーションを対象に、基本的なログテンプレートの提供、「Treasure Data Service」によるログデータの収集、クラウドへの蓄積・保管、KPIモニタリングまで、ビッグデータ分析の処理基盤をワンストップで提供する。

Treasure Data Serviceサービスのイメージ図

サイオスでは、初期コストを抑え、短期間での分析プラットフォームを導入できるものとしており、初期費用120万円(初期導入支援作業と1か月分のTreasure Data ServiceおよびKPIツール評価利用を含む)のほか、規模等によって算定される月額費用で利用できる。