パナソニックソリューションテクノロジーは5月6日、特許調査支援サービス「PatentSQUARE」をバージョンアップしたと発表した。

特許調査支援サービス「PatentSQUARE」の「Familyマップ機能」

同サービスは、パナソニックの特許調査ノウハウをシステム化し、日本および外国特許公報(中国、米国、欧州、PCT、世界)を対象とした特許調査支援サービスで、今回のバージョンアップで「Familyマップ」や「予約ダウンロード」などの新機能を追加し、より高品位でスピーディーな特許調査環境の提供が可能になった。

主なバージョンアップ内容は、「Familyマップ機能(オプション機能):Familyの階層構造をマップ表示することにより、優先権主張、国内移行、特殊出願の関係を俯瞰して表示」、「Family単位集約表示機能(オプション機能):検索結果一覧リストにおいて代表文献だけを表示」、「予約ダウンロード機能:書誌一覧や抄録、紙公報PDFなどのダウンロードにおいて、これまでの夜間バッチ処理を高速化」等。

「Family単位集約表示機能」

また、欧米共同特許分類(CPC)に対応し、欧州、中国、世界特許においてCPCの検索が可能になった。

「CPC追加対応(中国特許の例)」