Googleは、同社がiOS向けに提供している無料アプリ「Google 検索」をアップデート。これにより、必要な情報を適切なタイミングで通知するよう設計されたサービス「Google Now」がiPhoneやiPadで使用できるようになった。対応OSはiOS5.0以上。

これまではAndroid端末4.1以降を搭載したスマートフォンでのみ利用可能だった「Google Now」が、iPhoneおよびiPadに対応

「Google Now」は、的確な情報を適切なタイミングで「カード」として通知するサービス。ユーザーが自発的に検索するのではなく、携帯端末やGoogleアカウント、Googleサービスからのコンテキストデータなどを元に、自動的にそのタイミングに合った情報が提供される。これにより、出掛ける前に当日の天気が分かったり、通勤の前に交通情報が確認できたりするという。

また、このサービスはアプリ「Google検索」上でGoogleアカウントにログインし、画面を上にスワイプするだけで利用を開始できる。個人のニーズに応じて、ロケーション履歴や位置情報サービスの設定をオフにすることもできるなど、細かく調整することが可能だ。これにより、多忙なクリエイターであっても日々の細かな確認事項を効率的に行うことができそうだ。