映画『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』(2005年)などへの出演で知られる米女優、映画プロデューサーのリース・ウィザースプーンが、4月19日の早朝に逮捕された。
この一件は、夫のジム・トスがジョージア州アトランタにて飲酒運転の疑いで逮捕されたことが発端となり、リースも治安紊乱罪で逮捕されてしまったという。Variety.comの報道によれば、現在新作『ザ・グッド・ライ』の撮影でアトランタに滞在しているというリースは夫が逮捕されてしまったことで動揺し、その場で警察官と口論になってしまい、これが逮捕の原因だと言われている。
ジムが運転していたというフォード・フォーカスが反対車線にはみ出して走行しているところを警察に発見され、警察官から車から出ないようにと2度も指示を受けたにも関わらず、リースは事情聴取のプロセスに時間がかかりすぎていることに文句を言おうと車外に出てしまったためその場で逮捕。現場にいた警察官は次のように証言している。
「ウィザースプーンは車の窓から身を乗り出し、私が本物の警察官だとは信じられないと言い出しました。それで私は彼女に座席へ座り、静かにするようにと命じました」
さらに、その警察官がリースを逮捕しようと腕をつかんだところ、夫のジムが落ち着くようにと諭したにも関わらず、当初リースは抵抗したという。警察官は「ウィザースプーンは『私の名前を知ってるの?』と聞くので、私は『知りません。あなたの名前を知る必要もないのです。今の時点ではね』と返答しました。するとウィザースプーンは『私が誰だかすぐ分かるでしょうよ』と叫び、『あなたは全国のニュースに名前が出るわよ』とも言いましたね。しかし、私はそれでも構わないとウィザースプーンに伝えましたね」とも報告している。
ハリウッドのエージェント会社CAAでエージェントとして活躍するジムは逮捕当時、運転前に1杯しか飲酒していないと主張していたものの、法定許容値が0.08であるのに対し、アルコール検知器で0.139の数値となってしまったという。さらにジムは、走行車線を保てなかった危険運転の罪でも起訴されている。その後、リースとジムは同日の午前3:30頃に留置所から釈放されている。
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