「Check Point 1100 Appliance」

チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズは4月16日、支社・支店などのリモートオフィス向けのセキュリティゲートウェイアプライアンス新製品「Check Point 1100 Appliance」を発表した。価格は9万6,000円から。

1100 Applianceは、社員が1~100人の小規模企業を対象としてチェック・ポイントのセキュリティ技術が標準搭載され、デスクトップ型の省スペースな筐体ながら、エンタープライズ向けのセキュリティを実現する。ファイアウォールスループットは最大1.5Gbps、VPNスループットは最大220Mbps。また、同社独自のセキュリティアプライアンス向けベンチマーク指標であるSecurityPowerは31SPUとのことだ。

1100 Applianceは、チェック・ポイントのSoftware Bladeアーキテクチャをベースに構成されているため、要件に合わせてプラットフォームを拡張することができる。同社でも、エントリーレベルの製品に同アーキテクチャを採用するのは初めての試みであり、小規模な環境にもファイアウォールやVPN、IPS、アンチスパムなどの多数の防御技術を組み合わせて導入することが可能となったとしている。ローカル環境でWeb管理できるほか、同社のSecurity Management Sereverによって、プロファイルベースの一元的な管理も提供される。