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Greg Kroah-Hartman氏がLinux 3.8カーネルは長期サポートにはならないことを伝えている。Linux 3.8は、2月中旬に公開されたばかりの最新のLinuxカーネル。i386アーキテクチャのサポートを終了した初めてのバージョンで、F2FS(Flash-Friendly File System)の実験的なサポート導入やExt4FSのパフォーマンス改善などが実施されている。
Linuxカーネルのメンテナンス担当であるKroah-Hartman氏によると、Linux 3.8の公開からサポート期間に関する問い合わせが何度も続いているとしており、"オフィシャル"としてLinux 3.8は長期サポート(Long Term)ではないとし、次期バージョンであるLinux 3.9の公開直後にLinux 3.8のメンテナンスを終了させると発表した。
Kroah-Hartman氏は現在、2011年7月に公開されたLinux 3.0と2012年8月に公開されたLinux 3.4を長期サポートの対象としており、どちらも最低2年はメンテンナンスするとしている。