Xilinxは2月25日(米国時間)、同社の28nmプロセス採用All Programmable SoC「Zynq-7000」ファミリのすべてのデバイスが量産に入ったことを発表した。

同ファミリを用いた設計者はARM Connected CommunityおよびXilinxのアライアンスプログラムの両方を利用でき、これにより無償および市販のエンベデッドOSやRTOS、無償および市販の多数の開発ツール、20種を超える開発ボード、各種デザイン サービス、トレーニングといったさまざまな製品とサービスが利用できるようになるという。

なお、同ファミリはすでに350社を超える顧客を獲得しており、2011年12月の提供開始以降、2万個以上のデバイスと、4000枚を超す開発ボードが出荷され、車載、産業向け、通信、データセンター、防衛などの市場にてデザインが行われているという。

Zynq-7000 All Programmable SoCファミリのイメージ