Adobe Systemsは12日(米国時間)、Adobe Flash Playerのセキュリティアップデートを公開した。これにより修正される複数の脆弱性には、遠隔の第三者にコードを実行される恐れがあるものも含まれる。同ソフトは2月7日(同)にも更新を行ったばかりだが、その内容を受け、JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は注意を喚起している。

Adobe Security Bulletins APSB13-05の掲載Webページ

対象となっているAdobe Flash Playerのバージョンは、11.5.502.149(Internet Explorer 9以前、Mozilla Firefoxなど)、11.3.379.14 (Internet Explorer 10)、11.5.31.139(Google Chrome)およびそれら以前。

発見された脆弱性は、Adobe Flash Player ダウンロードセンターから、Adobe Flash Playerを最新バージョンにすることで回避できる。なお、Internet Explorer 10はWindows Updateでも更新プログラムが提供され、Google Chromeはアップデート時にAdobe Flash Playerが最新バージョンに更新される。