映画『ブリジット・ジョーンズの日記』で主演を務めていたレニー・ゼルウィガー (C)BANG Media International

大ベストセラー小説『ブリジット・ジョーンズの日記』の第3弾が現在、著者のヘレン・フィールディングによって執筆中だという。

原作者のヘレンは1996年に『ブリジット・ジョーンズの日記』を発表し、その後1999年にも続編『ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12カ月』を出版して世界中でベストセラーを記録しており、両著作は2001年と2004年にレニー・ゼルウィガー主演で立て続けに映画化されている。米出版大手のアルフレッド・A・クノッフが5日に発表したところによると、今年11月には3作目が出版されるらしい。

同シリーズはもともと、ヘレンが英インデペンデント紙に1990年代中頃から連載したコラムがもとになっていて、ロンドンに住む30代のシングル女性の生活を赤裸々に描いたことで評判となる。書籍化されたこれまでの2冊は世界40カ国で出版され、1500万部以上を売り上げる大ベストセラーとなっている。

現在執筆中のヘレンによれば、第3弾もこれまで同様に現代のロンドンが舞台で、ブリジットが人生の新たなステージでもがき苦しむ姿が描かれるという。「私の人生もどんどん進んで行きますが、ブリジットだってそれは同じことです。今私が書いている3作目を皆さんがこれまで同様に楽しんで読んでくれれば幸いです」さらに、アルフレッド・A・クノッフのソニー・メフタ会長も「現代女性の生態を描かせたら、ヘレン・フィールディングの右に出る者はいないでしょうね。ブリジット・ジョーンズの人生に次には何が起こるのかを私自身もずっと長い間待ち続けていました。なのでヘレンが新作を執筆してくれるのは本当にうれしいですね」と続けている。

映画版の第3弾に関してはワーキング・タイトル・フィルムズ社は製作の見込みは未定だとしていたものの、今回へレンが第3作目の原作を出版すると公表したことから、同新作を基に映画化が進行する可能性が出てきている。

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