マグレックスはこのほど、来客があった際など、スマートフォンで手軽にドアの外の様子を確認できるドアモニター「コワガーリー」を発表した。すでに販売を開始しており、価格はオープン。店頭想定価格は14,800円前後。

コワガーリー

取り付け工事を必要とせずに、カメラ本体を玄関のドアに掛け、ネジで固定するだけで利用ができる。本体にバッテリを内蔵するほか、スマートフォンとの通信はWi-Fiを使って行うため配線の必要もない。

専用アプリ「コワガーリー」をインストールすることで、スマートフォンをカメラの受像器として使うことができる。受信した映像は写真撮影のほか、動画撮影も可能で、保存して記録として残すこともできる。

利用イメージ

また、本体に人感センサーを内蔵。ドアの前に人が立つと自動的にカメラの電源が入るのに加え、インターホンが鳴る前に人が来たことを知らせるため、高い防犯性を実現するという。

主な仕様は、カメラのセンサはCMOS、解像度は655×488ピクセル、レンズの視野角は左右約95度、上下73度。必要最低照度は5ルクス。通信はIEEE802.11b/g/n対応無線LAN。

動画の圧縮形式はH.264、フレームレートは10/15/20fps、ビットレートは100k~2Mbps。表示サイズは受像側のスマートフォンの液晶サイズに依存する。

本体サイズは約W189×D99×H102mm。重量は本体が約180g、バッテリが約108g。バッテリ容量が4400mAh。1日10回60秒ずつ起動した場合、約3カ月間利用できる。充電はUSBで行える。

対応OSはiOS 4.3以降、Android 2.2以降。専用アプリはApp Store、Google playより無料でダウンロードできる。