JR東日本新潟支社は24日、3月15日をもって定期運用から引退する200系新幹線のラッピングデザインを募集すると発表した。4月14日のラストランにて掲出する。

引退間近の新幹線200系。現在は上越新幹線で使用されている

募集期間は2月4~22日(当日消印有効)。「引退する200系に対する惜別の想い」をデザインコンセプトとした、未発表のオリジナル作品に限る。応募シートはJR東日本新潟支社サイトからダウンロード可能。応募の際はデザインを描いた応募シートを事務局宛に郵送する必要があり、データでの応募は不可。採用者には3月上旬頃に電話にて知らせる。

新幹線200系のラストランは4月14日に臨時運行される団体専用列車「さよなら200系」号。新潟駅7時24分発、東京駅9時48分着の列車と、大宮駅15時26分発、新潟駅17時26分着の列車の上り・下り各1本で、これが営業運転としての最後の列車となる。

200系は東北・上越新幹線開業用に開発された車両で、1982(昭和57)年6月にデビュー。豪雪地帯を走行するためのさまざまな耐雪耐寒対策が施されている。最高速度は240km/h。現在、上越新幹線「とき」「たにがわ」として定期運転されているが、3月16日のダイヤ改正にともない、30年あまりの活躍に幕を閉じることになる。