米Wall Street Journalによれば、iPhone 5製造におけるAppleからサプライヤへのコンポーネント発注数が当初見込みより減少しているとの報告が上がってきているという。特に2013年1-3月期におけるパネル発注数はおおよそ半減するなど、同社の2013年度第1四半期(2012年10-12月期)決算発表を直前に、iPhone販売が当初の想定ほど芳しくない可能性が示唆されている。
具体的な数字は不明なものの、WSJによれば発注数が当初計画より削減された例はディスプレイパネルに限らず複数のコンポーネントサプライヤから確認されており、iPhone製造の抑制ならびに在庫調整が入ったものとみられる。考えられるのはホリデーシーズン商戦を含む2012年第4四半期(10-12月期)におけるiPhone 5台数がAppleの当初想定ほど高くなかったという理由で、こうした結果は1月23日に行われる予定の同社2013年度第1四半期(2012年10-12月期)決算発表である程度明らかにされることだろう。