米QSI、容量55000mAhを有する空気亜鉛電池を利用した携帯機器充電器を発表

米QuantumSphere(QSI)は1月7日(米国時間)、ファンディングサイトKickstarter.comにおいて、ポータブル電源プロジェクト「MetAir Solstice」の立ち上げたことを発表した。

同製品は、非常時/バックアップ電源用に設計された最低でも3年間の保存寿命があり、燃料なども不要な容量55000mAhの空気亜鉛電池を用いた非充電式携帯型電池システムで、負荷2Aで単一乾電池115本相当のエネルギー容量があり、iPhone 5を20回以上、iPad 3であれば5回以上のフル充電が可能だという。また、ライトとラジオを内蔵しており、ライトは一日6時間の点灯で12日間点灯させることが可能だという。

搭載される空気亜鉛電池はカートリッジ方式を採用。カートリッジは5個の空気亜鉛電池セルから構成され、緊急時や野外活動において素早く、簡単に取り付けられるよう設計されているという。

なお、同製品は2013年第3四半期中に、専用Webサイトおよび契約小売店により119ドルにて発売される予定。また、交換用カートリッジは49ドルにて発売される予定だという。