凸版印刷が運営するデータセンター「TOPICA(トピカ)」は、日商エレクトロニクス(以下、日商エレ)および同社のグループ会社であるエヌシーアイとデータセンター事業で提携し、同データセンターを利用する企業向けに複数データセンターでのバックアップ体制を提供する「ディザスタ リカバリ サービス」の本格的な販売を12月下旬より開始すると発表した。

データセンター「TOPICA」概要

このサービスは、エヌシーアイが提供する「ZETA Hosting」を活用し、東京にある「TOPICA」のデータセンターだけでなく、日商エレの大阪データセンターで顧客のサービス継続を可能とするもの。今回、顧客の要望に応じてネットワーク構築やセキュリティ対策、サーバ監視体制などを組み合わせて提供する「マネージドデータセンター(以下、MDC)」サービスのラインナップに本サービスを加え、安全性と信頼性を重視したフルマネージドの運用サービスが提供されるディザスタリカバリサイトを大阪データセンターで実現できるようにしたもの。これにより、災害発生時のITシステムの停止期間を最小限に抑えることができる環境を自社で構築するよりも安価に利用可能となる。

費用は、初期費用が50万円から、サービス料金は月額20万円から(いずれも税別)。