日本電気(以下、NEC)は12月13日、コラボレーティブウェア「StarOffice Xシリーズ V4(スターオフィス エックス)」、および「StarOffice Xシリーズ」をSaaS型で提供する「OfficeForce(オフィスフォース)」のサービスメニューを刷新し発売・出荷を開始したと発表した。

今回の「StarOffice XシリーズV4」では、とりまとめ部門が複数の関係部門へ指示や回答依頼を効率的に行なえる業務通達機能を追加。従来のメールや掲示板を利用した通知では、一方向の伝達となり、受信者の閲覧状況や通知に記載された指示に対する進捗や完了報告などを発信者が把握するには手間がかかっていたが、本機能により、個人、部門、全利用者などの単位で通知が可能。新機能により、情報の迅速な把握や集計が可能で、伝達状況把握などの管理工数を低減する。

「StarOffice XシリーズV4」業務通達機能

また、SaaS型「OfficeForce」のサービスでは、メニューを刷新。メールを除くグループウェア機能を利用したいユーザー向けに「OfficeForce Blue」を1IDあたり月額390円から、メールサーバを含めて利用したいユーザー向けに「OfficeForce Red」を1IDあたり月額590円から提供。なお、「OfficeForce」でも、StarOffice XシリーズV4の新機能を利用可能。

SaaS型グループウェア「OfficeForce」概要

新製品の価格は、「StarOffice XシリーズV4」Standard(50IDから)が80万円から、Enterprise(1,000 IDから、グループ企業管理機能搭載)が1,980万円から。「OfficeForce(SaaS型サービス)」Blue(メールサーバなし)が1IDにつき390円、Red(メールサーバあり)が1IDにつき590円。