Firebug integrates with Firefox to put a wealth of development tools at your fingertips while you browse.

Firebugワーキンググループは12月7日(米国時間)、Firebugの最新版となる「Firebug 1.11.0」を公開した。Firebugは、Webページ制作やWebアプリケーション開発向けに提供されているアドオンのデバッグツール。Firefoxで利用できる開発系アドオンの中でもっとも広く利用されているツールの一つとなっている。

Firebug 1.11.0のサポート対象は、Firefox 17から20 (ナイトリー版)まで。Firefox 13.0から16.0までを利用しているユーザは、Firebug 1.10.0を利用することになる。

Firebug 1.11.0における主な新機能は次のとおり。

  • SPDYを可視化できる機能をサポート
  • パフォーマンスタイミングの分析をビジュアル化
  • CSSセレクタの迅速な実行を可能にするサイドパネルツールを追加
  • JavaScriptファイルをインクルードできるinclude()コマンドを新たにサポート
  • window.postMessage()メソッドを改良
  • HTMLのコピー&ペーストによるクローンの作成が可能に
  • カスタムCSSによるコンソールログのスタイリングが可能に
  • ログ関数呼び出し機能を改善
  • $()及び$$()コマンドを改良
  • 組み込みプロパティでの自動補完をサポート

Firebug 1.11.0はAdd-ons for Firefoxよりインストールが可能。詳細な変更点はリリースノートが参考になる。また、Firebug 1.11.0における新機能の詳細は「hacks.mozilla.org」でも紹介されている。