伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は12月4日、ITインフラ環境をサービス化し、システム運用・管理サービスと合わせて一括提供する「cloudgae Elastic CUVIC」の発売を、同日より開始すると発表した。

「cloudage ElasticCUVIC」は、ITインフラの構築から運用・保守までをサービス化するサービス。メニューは、システムの重要度に応じたITインフラと運用の組み合わせ、使用するデータ量に基づくストレージ容量、追加機能のオプションに分けられる。

プラットフォームサービスは、ゼロ・ストップモデルの「S」、ハイエンドモデルの「A」、スタンダードモデルの「B」、エントリーモデルの「C」の4つのグレードから選ぶことができ、各モデルの主な用途は、「S」が基幹システムを含むミッションクリティカルなシステム、「A」が大量トランザクションの発生するWebやデータベース等の本番環境、「B」がスタンダードな本番環境、「C」がテスト・開発環境となっている。

ストレージにはバックアップ機能が搭載されており、バックアップの保管世代数(14世代/7世代/3世代/1世代)に応じて1テラバイトごとに課金される仕組みとなっている。

オプションメニューには、ミドルウェアライセンスサービス、DR(Disaster Recovery)機能、アクセス環境の提供、セキュリティ機能、テスト環境の提供、アプリケーション運用支援、プロフェッショナルSEサポート、運用業務支援などがある。

参考価格として、約30台の仮想サーバから成るプライベートクラウド向けには、24時間365日の監視・障害対応サービスを含めたグレード「B」、3テラバイトのバックアップ容量、7世代のバックアップ保管を選択した場合、運用も含めて月額約250万円から利用できる。

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