jEdit is a mature programmer's text editor with hundreds of person-years of development behind it.

jEditコミュニティは22日(現地時間)、jEditの最新版となる「jEdit 5.0.0」を公開した。jEditはJavaで実装されているテキストエディタ。JEdit 5.0ではキーマップ機能の追加や安定性の向上、日本語を含む言語サポートなどが追加されている。

jEditはプログラマ向けに開発されているオープンソースのテキストエディタ。Javaベースであるためプラットフォームを問わず動作し、200を越えるプログラミング言語の自動インデックス及びシンタックスハイライトの対応やプラグイン方式による機能拡張、UTF-8とUnicodeを含む文字エンコーディングのサポートなどの特徴を有している。

jEdit 5.0では言語サポートが強化されており、標準のロケールによって日本語を含むフランス語、ドイツ語、ロシア語、チェコ語の5ヶ国に切り替わる機能が加わっている。また、キーマップに対してショートカットを独自で設定できる機能が追加された。ショートカットの設定は名前付きのコレクションとして登録でき、ユーザが自由にカスタマイズできるようになっている。

その他にも編集機能に自動インデントの無効化及び単純化するオプションや巨大なファイルを開いた時に標準のレスポンスを設定できるオプションの追加、HTML5/CSS3モードの更新、様々なバグ修正などが実施されている。

jEdit 5.0はこちらよりダウンロードできる。動作させるにはJava 6以上がシステムにインストールされている必要がある。