計測機器大手Agilent Technologiesの日本法人であるアジレント・テクノロジーは11月26日、同社のシグナルアナライザ「「Agilent N9000A CXA」に13.6GHzならびに26.5GHzに対応したモデルを追加することを発表した。

2製品ともに、-163dBm@1GHz、-155dBm@23GHz(プリアンプ使用時)の表示平均雑音レベル(DANL)を実現しているほか、-102dBc/Hzの位相雑音(10kHzオフセット、1GHzキャリア)、+15dBm@1GHz、+14dBm@23GHzの3次相互変調歪み(TOI)を実現している。

また、チャネルパワー、隣接チャネル漏洩電力、占有帯域幅などのパワー測定から変調解析や規格試験に至るまで、LTEや無線LANをはじめとする各種無線規格の測定に1タッチで対応可能なほか、位相雑音測定や、雑音指数測定などの測定用途にも対応することが可能だ。

なお、販売開始は12月1日を予定しており、価格は13.6 GHzモデルが240万2244円(税別)から、26.5GHzモデルが288万2099円(税別)から、となっている。

26.5GHzまで対応したアジレントのシグナルアナライザ「「Agilent N9000A CXA」