groowbits(グロービッツ)は11月21日、「海外通販・個人輸入時の不安要素」に関する調査結果を発表した。調査は、同社の運営する海外通販・個人輸入サポートサービス「malltail(モールテール)」の会員に対するアンケート結果や、同サイトの利用データをまとめたものとなっている。

調査結果によると、日本人が利用する米国通販サイトの1位はebay.com、2位はAmazon.comで、この上位2サイトが全体の50%の利用割合を占めている。ebay.comは認知度の高さ、Amazon.comは日本人にとって利用しやすい点などが人気の理由として多く挙げられたという。

海外通販サイト別の購入頻度(発表資料より)

米国から海外通販・個人輸入によって購入されている商品ジャンルの1位は「アパレル」で、2位は「スポーツ・アウトドア」、3位は「雑貨」となっている。

商品ジャンル別オーダー比率(発表資料より)

購入1回あたりの平均金額は223ドルで、利用割合上位2サイトの平均金額はebay.comが157ドル、Amazon.comが207ドル。カーパーツ用品や工業製品など比較的大型の商品や、アンティーク製品やゴルフクラブなどのプレミアがつく商品については、購入金額が1000ドルを超えるケースも多いという。

商品購入価格(発表資料より)

また、海外通販・個人輸入で不安に感じる点を尋ねた調査では、1位が「海外送料」、2位が「関税」、3位が「言語」という結果が出ている。

海外通販・個人輸入を行う際に不安な要素はなんですか?(発表資料より)