The Mozilla Foundation

Mozillaは11日(米国時間)、「Popcorn Maker 1.0」をリリースした。この発表はロンドンで開催されたカンファレンス「Mozilla Festival 2012」にて発表されたもので、Mozillaでは先月中旬にこのカンファレンスにて1.0を公開することを公表していた。

Popcorn Makerは、Web開発者を支援するためにMozillaが立ち上げたプロジェクト"Mozilla Webmaker"によって開発されているオンラインのメディアツール。JavaScriptやHTML5などのWeb技術を利用しており、ブラウザから簡単に動画の編集や加工、共有などを行えるようになっている。

Popcorn Makerでは、サービスを実現するためにMozillaが開発したHTML5ビデオフレームワーク「Popcorn.js」やオーサリングツールとしてOCUPOPの「Butter」、CSSに動的にコンパイルが可能なスタイルシート言語「LESS」といった技術を利用しているという。

Popcorn Maker 1.0は誰でも試すことができるようになっており、専用サイトには様々なプロジェクトが公開され、ユーザが体験できるようプロジェクトをリミックスできるようになっている。