ジョージ・ルーカスは、「ルーカスフィルム」をウォルト・ディズニーに売却した際に得た40億5,000万ドル(約3,200億円)の大半をチャリティー活動に寄付する意向があるという。
10月30日にディズニーによるルーカスフィルムの買収と『スター・ウォーズ』シリーズ新3部作の製作が発表されたばかりだが、今回ルーカスフィルムの代理人は「ジョージ・ルーカスは以前から今回の契約が結ばれた場合は、弊社の売却益の大半を自身で行っている慈善活動に寄付する意向を示していました」と語っている。
借金をほとんど抱えていないと言われている「ルーカスフィルム」の単独オーナーであるジョージは1991年に、学校におけるイノベーションを促進するチャリティー団体「ジョージ・ルーカス・エデュケーショナル・ファンデーション」、別名「エデュトピア(Edutopia)」を設立している。
チャリティー活動に貢献しようと尽力するジョージだが、2015年の公開を目指すと発表された新作『スター・ウォーズ エピソードVII』(エピソード7)のストーリーは、ティモシー・ザーンにより制作された「スター・ウォーズ」シリーズのスピンオフ小説である「スローン3部作」に基づくことはないとも報道されている。オリジナルのファンからも人気の高いティモシーの同原作は、1983年公開の『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』から5年後の世界が描かれており、登場人物たちもオリジナル3部作と同じ。
しかし、E!オンラインの報道によれば、「ルーカスフィルム」の関係者が新3部作はティモシーのスピンオフ小説とは関係なく、30代から40代になったルーク・スカイウォーカーが更なる冒険を繰り広げる「オリジナルストーリー」になると語っているらしい。ティモシー原作の「スローン3部作」は 1991年の『帝国の後継者』を皮切りに出版され、ベストセラーを記録している。
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