新日鉄住金エンジニアリングは10月22日、フィリピンのグランドスパンデベロップメントとエスカの2社と、2013年4月1日をメドに合弁会社を設立すると発表した。

グランドスパンデベロップメントは建築・土木分野で鉄骨製作の実績をもち、エスカは構造設計の実績を持つ。

新日鉄住金エンジニアリングでは、現地企業2社との合弁会社設立により、超高層ビルや大型屋根構造案件での鉄骨工事一式受注に取り組むほか、免制震技術の販売・普及を行うとしている。

合弁会社名は「GRNAD SPAN DEVELOPMENT CORPORATION」(GDC)で、所在地はフィリピンのリサール州、主な事業内容は鉄骨加工業、建設業、構造設計となっている。

グランドスパンデベロップメント社 チュー社長(写真左)、エスカ社 デ・カストロ社長、新日鉄住金エンジニアリング 高橋社長