KDDI、沖縄セルラーは17日、同社の2012年冬モデルとして、Androidスマートフォンの新製品「ARROWS ef FJL21」(富士通モバイルコミュニケーションズ製)を発表した。1.5GHzのデュアルコアCPUの搭載やLTEの対応など充実したスペックを備えながら、コンパクトボディを実現した防水対応スマートフォン。11月2日に発売する。

ARROWS ef FJL21

ARROWS ef FJL21は、ディスプレイに約4.3インチHDサイズのTFT液晶を採用。狭額縁技術を採用することで、大型ディスプレイを搭載しながら、横幅を抑えた筐体デザインを実現した。加えて、端末を手に持っている間はディスプレイを消灯しない「持ってる間ON」、利用状況に応じて節電設定を行う「NX!エコ」といった機能も搭載する。ROM/RAMは約8GB/約1GBで、最大64GBのmicroSDXカードが利用可能。OSはAndroid 4.0を採用する。

機能面ではこのほか、背面に約810万画素、前面に約120万画素のCMOSカメラを搭載。約0.5秒の高速起動、撮影間隔約0.5秒の連写などが可能となっている。ワンセグ、おサイフケータイ、NFC、赤外線通信、Bluetooth 4.0、Wi-Fi(IEEE 802.11 a/b/g/n)、Wi-Fi(2.4GHz/5GHz)、Eメール (@ezweb.ne.jp)、SMS、安心アクセス for Android、緊急速報メール、auスマートパスなども利用できる。さらに、Wi-Fiテザリング機能も搭載し、最大8台のWi-Fi対応機器を接続できる。

通信面では、下り最大速度75MbpsのLTE通信サービス「4G LTE」に加え、WIN HIGH SPEEDにも対応。国際ローミングサービス「グローバルパスポート(CDMA/GSM/UMTS/GPRS)」をサポートする。

寸法・重量は約62(W)×127(H)×10.7(D)mm・約139gで、1,800mAhのバッテリを内蔵。IPX5/IPX8等級の防水、IP5X等級の防塵性能も備える。連続通話時間は約520分、待受時間はLTE利用時が約410時間、3G利用時が約490時間。カラーバリエーションはソリッドブラック、ソフトブルー、ピンクゴールドの3色。

(記事提供: AndroWire編集部)