ジャストシステムは10月3日、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施した「携帯電話・インターネットの利用に関する月例調査」の結果を公開した。同調査は15歳~69歳の1100人を対象として9月26日~9月28日に行われたもので、グループチャットアプリ「LINE」の認知率や主要SNS、旅行サイトの利用率などを調べている。

発表内容によると、無料で通話・メールができるアプリ「LINE」を「知っている」と答えた人の割合は63.9%で、前月調査時の数値から約6%アップしている。特に50歳以上の認知率の上昇が目立ち、50代の認知率は前月の38.0%から49.5%に、60代は23.0%から30.0%に上がっている。

また、主要SNS(Facebook / Pinterest / Instagram / Google+ / Linkedin / mixi / LINE / Twitter)へのアクセスについて尋ねたところ、どのサービスもフィーチャーフォンからのアクセスが減少していることがわかったという。たとえば、フィーチャーフォンでmixiへアクセスする人の割合は前月調査時の4.3%から2.5%に、Twitterへのアクセスは3.5%から1.7%に減少している。

国内の主要旅行情報サイトの認知率は楽天トラベルがトップで、91.2%の人が「知っている」と回答したという。2位はYahoo!トラベル(87.7%)で、以下じゃらんnet(87.5%)、るるぶ.com(76.7%)と続いている。「年1回以上利用するWebサイト」のトップも楽天トラベル(25.2%)で、以下じゃらんnet(21.8%)、Yahoo!トラベル(12.9%)、るるぶ.com(11.9%)と続く。なお楽天トラベルは、60代男性の利用率が特に高く、35%が「年1回以上利用している」と回答している。

オークションサイトに関する調査では、Yahoo!オークションがの認知率が97.5%、利用経験者の割合が48.3%で、他のオークションサイトを大きく上回る結果になっている。Yahoo!オークションの利用頻度については、1ヵ月に1回以上利用している人が15.1%で、週に1回以上利用している人が6.6%だったという。

同調査のレポートはWebページから、名前や勤務先などの情報を入力してダウンロードすることができる。