住友電工情報システムは10月2日、Webワークフローシステムの最新版「楽々WorkflowII(らくらくワークフロー・ツー) Ver.6.2」を開発、販売を開始すると発表した。

「楽々WorkflowII」は、企業内での申請・承認・決裁のワークフローを電子化し、業務の見える化を実現するパッケージソフト。

今回発売となる最新版の「楽々WorkflowII Ver.6.2」では、スマートフォン向けに最適化された専用画面により、操作性を向上。Macユーザからの要望に応え、対応ブラウザにSafariやGoogle Chromeを追加した。

「楽々WorkflowII Ver.6.2」スマートフォン画面例

また、ワークフローの運用も強化し、組織上の上長以外も、承認経路に登録でき、また、グループ全員への承認(回覧)をまとめて経路に設定できるようになった。これにより個別に登録する必要があった経路設定の作業がさらに簡略され、業務の効率化が図れる。

「楽々WorkflowII Ver.6.2」経路設定

そのほか、事前に登録しておけば、出張等で上長が承認できずにいる文書もその上の上長がまとめて承認可能(引上承認)。設定数以上の承認で並列分岐の承認を完了できるようになり(合議承認)、承認者全員の承認を待たず、指定された基準(人数や比率)以上の承認で先に進めることができる。

さらに、従来、個別の業務ワークフローごとに、閲覧権限を確認する作業が必要だったが、今回より、業務ワークフローを複数指定して一覧形式で確認できるようになった。

1CPUあたりのパッケージライセンス価格は、Linux版/Windows版が250万円から(税別)。