スカイアーチネットワークス(以下、スカイアーチ)は9月26日、日本アイ・ビー・エムの「IBM Eメール・セキュリティ管理サービス」(ESMS)を採用し、8月から自社内のスパム・メール対策を強化したと発表した。

「ESMS」は、インターネット上でメールをチェックし、企業のネットワークに届く前にウイルスやスパム・メールの脅威を阻止するサービス。特徴として、自社でハードウェアやソフトウェアを追加するといった初期費用が不要。すぐにサービスを開始することができるほか、自社にシステム管理者を置く必要がない。

同社では、「ESMS」の導入によって、メールサーバー内で行っていたアンチスパム対策を「ESMS」のアンチスパム機能に切り替え、メールサーバーに配信されるスパム・メールを事前に検知して削除できるようになった。

また、「ESMS」は各企業独自のホワイトリストやブラックリストを反映できるため、スカイアーチの状況に応じた対策を行えるようになったとし、これにより同社では、スパム・メール削除の時間を省き生産性向上を図るとともに、システムの効率運用を実現するとしている。

今後同社では、「ESMS」をサービスラインアップに加え提供していく予定。