ソリトンシステムズは、スマートデバイス向けセキュリティアプライアンス「NetAttest EPS-ap」のハイエンドモデル「EPS-AP-DX04」の販売を開始した。

「EPS-AP-DX04」

NetAttest EPS-apは、オールインワン認証アプライアンス「NetAttest EPS」と連携して、スマートデバイスの認証や管理機能を提供するアプライアンス。iOS4、5、6に対応しており、今後、Android OSにも対応する予定。

「NetAttest EPS」は、企業ネットワークへ接続を試みるユーザーや端末が正規のものか否かを判断する目的で利用されており、ユーザー名・パスワード認証に加え、ワンタイムパスワードやデジタル証明書認証にも対応する。

今回、新たにラインナップした「NetAttest EPS-ap」のハイエンドモデル(DX04)では、最大5万台までのスマートデバイスが管理できる。これにより、従来は導入デバイス数が2,000台を超える場合、NetAttest EPS-apによるデバイス管理システムを分割する必要があったが、ハイエンドモデルでは1台のアプライアンスで対応できる。価格はオープン。

また同時に、同社は従来モデルにも適用できる新版ファームウェア(V1.2)もリリース。MDM機能を追加し、インストールされているアプリケーションの確認やリモートでのデバイスロックやワイプができるようになった。これら機能は、利用者自らが専用Web画面から実行する「セルフメンテナンス機能」も備えている。