大日本印刷(以下、DNP)と、DNPアイディーシステムは9月6日、運転免許証の真贋判定を行う「本人確認マルチカードスキャナ ライト」の発売を、9月10日に開始すると発表した。価格はオープン。

「本人確認マルチカードスキャナ ライト」

「本人確認マルチカードスキャナ ライト」は、運転免許証の真贋判定を行う機能に特化し、特徴として、IC運転免許証のICチップを読み取って真贋判定するため暗証番号の入力は不要で、非IC運転免許証では、カードの形状や券面の特徴をチェックして真贋判定を行う。

パソコンなどの接続が不要で、本体1台のみで判定できるほか、オプション機能となるアプリケーションソフトの使用により、運転免許証と住民基本台帳カード両方の真贋を判定できる。

また、スキャニングしたカードの記載事項と券面の画像をパソコンに取り込むことも可能となり、取り込んだ情報をユーザーの保管用書類フォーマットに合わせたプリントアウトなどが可能。

主な仕様は、外形寸法がW160×D180×H95mm、重量が約2.7kg、対応カードがIC運転免許証及び非IC運転免許証、消費電力が最大消費電力45W、待機時消費電力6Wとなっている。