日本ヒューレット・パッカードは30日、メタル素材の質感を生かした美しいデザインの13.3型Ultrabook「ENVY SPECTRE XT 13-2000」を発表した。直販モデルと量販店モデルを用意し、直販モデルは同日発売で価格は114,450円より、量販店モデルは9月7日より発売し店頭予想価格は100,000円前後。

「ENVY SPECTRE XT 13-2000」

本体デザインでは、トップカバーとパームレストにヘアライン加工のアルミ素材、底面部にはマグネシウム合金を採用。高級感あふれる質感と美しいデザイン、優れた堅牢性を実現したという。底面部にはラバーコーティングも施されており、持ちやすくなっている。

サウンドにもこだわり、同社のノートPCなどで多くの採用実績と定評ある「Beats Audio」ブランドのクアッドスピーカーを搭載。コンパクトな本体ながら、臨場感あふれるサウンドを提供するとしている。スピーカーの配置は、ひんじ部分のスピーカーバーに2基、底面に2基。

また、アドビシステムズのフォトレタッチソフト「Adobe Photoshop Elements 10」と動画編集ソフト「Adobe Premiere Elements 10」、およびシマンテックのセキュリティソフト「ノートン・インターネットセキュリティ2012(24カ月版)」をプリインストールするなど、付属ソフトウェアも充実している。

直販モデル(HP ENVY SPECTRE XT 13-2014TU パフォーマンスモデル)の主な仕様は、CPUが第3世代Intel Core i7-3517U(1.9GHzGHz)、チップセットがMobile Intel HM76 Express、メモリがPC3-12800 4GB、ストレージが256GB mSATA SSD、グラフィックスがIntel HD Graphics 4000(CPU内蔵)、光学ドライブは搭載しない。OSはWindows 7 Home Premium SP1 64bit版。

主なインタフェースは、約92万画素Webカメラ、Gigabit Ethernet対応有線LAN、IEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、2in1メディアスロット、HDMI出力×1、USB 3.0×1、USB 2.0×1(電源オフUSBチャージ機能対応)、マイク入力およびヘッドホン/ライン出力コンボポート×1。

13.3型の液晶ディスプレイは光沢タイプで、解像度は1,366×768ドット。キーボードはバックライトを備え、主要キーのキーピッチは19mm、ストロークは約1.5mm、キー配列は英語80キー。バッテリ駆動時間は約7時間30分。本体サイズはW316×D224×H14.5~20.6mm (ゴム足部を含む)、重量は約1.39kg。

量販店モデル(HP ENVY SPECTRE XT 13-2013TU スタンダードモデル)では、CPUが第3世代Intel Core i5-3317U(1.7GHz)、ストレージが128GB mSATA SSD、バッテリ駆動時間が約8時間となる。それ以外の主な仕様とインタフェースは直販モデルとほぼ共通。

また、量販店モデルには、配線接続やOS初期設定などPC環境のセットアップ支援を無償でおこなう「HPどこでも訪問サービス」と、Webブラウザやメールソフト、他社製ソフトウェアの操作といった様々な疑問・相談を期間内であれば何度でも問い合わせられる「HPなんでも相談サービス30日用」が付属する。