TextMate brings Apple's approach to operating systems into the world of text editors.

MacroMatesは9日(現地時間)、テキストエディタ「TextMate」をオープンソースにしたことを発表した。TextMateは、Mac OS X向けに提供されている商用テキストエディタ。現在、TextMate 2.0に向けて開発が進められており、今回アルファ版のソースコードがオープンソース化された。

TextMateはMac OS Xユーザの間で人気の高いテキストエディタのひとつ。開発元のMacroMatesは、2009年6月中旬からTextMate 2.0の開発を行なっていることをアナウンスしていたが、その後なかなか公開されず、2011年12月にようやくアルファ版が登場していた。

TextMateの開発者であるAllan Odgaard氏によると、ソースコードをオープンにした理由はTextMateに対してユーザが手を加えられるようにするためだとしている。また、クローズドソースの派生ソフトウェアが出てくるのを防ぐため、ライセンスにGPL v3を採用している。ただし、公開されたソースコードの一部は他のソフトウェアにも有用であるため、より制限のゆるいライセンスに移行させることも検討しているという。

公開されたTextMate 2のソースコードは、GitHubより取得でき、ソースコードからビルドすることが可能で構築手順も公開されている。

記事公開当初、エディタ名を間違って記載しておりました。お詫びして訂正いたします。