東京工業大学(東工大)は、高校生・高等専門学校生(高専生)を対象に、スーパーコンピュータ(スパコン)を活用するプログラミングコンテストであるスーパーコンピューティングコンテスト(スーパーコン)「第18回 夏の電脳甲子園」を8月20日~24日にかけて開催することを発表した。
同大会は予選を勝ち抜いた高校生・高専生の21チームが東工大の学術国際情報センターと大阪大学(阪大)サイバーメディアセンターに集まり、スパコンを活用し4日間をかけて課題を解くプログラムを作成し、その性能を競うというもの。今回の第18回大会では2会場からネットワーク経由でTSUBAME2.0にアクセスする形で東工大のGPUスーパーコンピュータ「TSUBAME2.0」を占有してGPUプログラミングを行って演算を行う。
GPUコンピューティングに関しては、事前資料や講習会のほか、コンテスト中に大学院生がチューターとしてアドバイスなどを補助とい形で行うが、基本的なアイデアやプログラムはチームが行い、その結果を競うこととなる。
なお、スーパーコン2012のWebサイトでは予選で用いられた問題および予選問題に関連した問題で、プログラミングの実力を判定して発行されるスーパーコン認定証向け問題を見ることが可能となっている。