Net Applications - Usage Share Statistics for Internet Technologies.

Net Applicationsから2012年7月のデスクトップOSシェアが発表された。ここ数ヵ月、Windowsがシェアを下落させており、そのシェアがMacに流れている。Macはこの1年で6%後半までは成長するものの、7%を超えることができていない。8月においてもMacが成長できるかどうかが注目される。

2012年7月デスクトップOSシェア/円グラフ - Net Applications報告

2012年7月デスクトップOSシェア/棒グラフ - Net Applications報告

2012年7月デスクトップOSバージョン別シェア/円グラフ - Net Applications報告

2012年7月デスクトップOSバージョン別シェア/棒グラフ - Net Applications報告

順位 OS シェア 推移 備考
1 Windows 92.01% 下落傾向
2 Mac 6.97% 上昇傾向
3 Linux 1.02% -
順位 バージョン別OS シェア 推移 備考
1 Windows XP 42.86% 下落傾向
2 Windows 7 41.59% 強く成長傾向
3 Windows Vista 6.60% 減少傾向
4 Mac OS X 10.7 3.27% 成長傾向
5 Mac OS X 10.6 2.48% 減少傾向
6 Linux 1.02% -
7 Mac OS X 10.5 0.73% -
8 Mac OS X 10.8 0.28% 成長傾向

Windows XPの下落は続いており、ここ数ヵ月は月ごとに約1%ずつ減少している。また、それに反比例してWindows 7が力強く成長している。Windows XPからWindows 7への移行が加速しているものと見られ、Windows XPとWindows 7のシェアはかなり縮まってきている。このままいけば、今後数ヵ月でWindows 7がトップに躍り出ることも予想される。

Windowsではその他にも、Windows 8が少しずつシェアを伸ばしている。Windows 8はすでに最後のプレリリース版が公開されており、7月には発売日も発表された。発売までまだ日があるが、これからのWindows 8のシェア動向も注目される。Windows Vistaについては、ゆるやかにシェアを落とし続けている。

Macのバージョン別ではLion(Mac OS X 10.7)の成長傾向が続いている。また、7月末に公開されたMountain Lion(10.8)がTiger(10.4)を抜き、8位にランクインしている。Mountain Lionはまだリリースさればかりだか、今後、Leopard(10.5)やSnow Leopard(10.6)とのシェアがどのように変化していくのか興味深く見守っていきたい。