NetBeans IDE

Oracleは7月24日(米国時間)、NetBeans IDEの最新版となる「NetBeans IDE 7.2」を公開した。NetBeans IDEはJavaで開発された統合開発環境。Javaの開発環境として利用できるほか、C/C++、PHP、Groovyなどのプログラミング言語に対応している。また、GlassFishやTomcatがバンドルされており、Webやサーバ、エンタープライズ、デスクトップ、モバイルなどさまざまな用途でアプリケーション/システムの開発に利用できる。

NetBeans IDE 7.2の主な特徴は次のとおり。

  • パフォーマンスの向上
  • FindBugsの統合
  • JavaFX Scene Builderの統合
  • Javaエディタの強化
  • Java EE関連機能の強化
  • C/C++のデバッグおよびコード支援の改善
  • PHP 5.4のサポート
  • Groovy 1.8.6およびGrails 2.0のサポート
  • Maven 3.0.4のサポート
  • TestNGのサポート

NetBeans IDE 7.2は日本語を含む5カ国の言語に対応しており、プラットフォームではOSに依存しないパッケージのほか、Window、Mac OS X、Linux、Solaris向けのパッケージが提供されている。NetBeans IDE 7.2に同梱されているすべてのコンポーネントを利用するにはJDK 6が必要となる。