7月中のリリースが予告されている米Appleの次期Mac OS X「Mountain Lion」。同OSのGolden Masterが同社AppleCareスタッフに対して配布され始めているという。これが意味するのは、Mountain Lionリリースに向けて最終準備が整いつつあるということだろう。9 to 5 Macが7月22日(現地時間)に報じている。
AppleCareスタッフへの配布が行われているといわれるGolden Masterのビルドは12A269で、これは7月9日にアプリケーション開発者への提供が行われたビルドと一致するという。もともと一部AppleCareスタッフには数週間前より指定マシンへの同OSインストールが認められているが、今回の措置により通常マシンへのインストールが可能となり、一般販売に向けた最終ステップに入ったというのが9 to 5 Macの見解だ。なお、同誌は以前に「7月25日にMountain Lionが正式リリースされる」との予測を行っており、この可能性が高くなったといえそうだ。前日にあたる7月24日には翌午前4時までの深夜作業がApple Storeスタッフに対して指示されており、Mountain LionはMac App Store経由のオンライン配信ではあるものの、何らかの関連性が示唆されている。