クラウドストレージサービスを提供するDropboxは7月10日(米国時間)、有料サービスDropbox Proのアップグレードを発表した。

現在、個人ユーザー向けに50GB (9.99ドル/月または99ドル/年)と100GB (19.99ドル/月または199ドル/年)の2つのProプランを提供しているが、ストレージ容量をそれぞれ100GBと200GBに拡大する。また新たに500GBのプランを追加するという。

Dropboxはコンシューマ向けクラウドストレージサービスの草分け的な存在である。2008年に始まった同社のサービスは容量2GBの無料プランがUSBドライブの代わりとして使われたが、近年コンテンツ置き場としてクラウドストレージサービスが利用されるようになってきた。こうした動きに応じるようにDropboxも写真や動画の自動アップロード機能をサービスに追加し、さらに今回Proサービスの容量倍増にふみ切った。

コンシューマ向けにクラウドサービスを提供する米大手の100GBのプランを比べると、Google Driveは4.99ドル/月、MicrosoftのSkyDriveは50ドル/年、AmazonのCloud Driveは100ドル/年である。