福島県広報課は7月9日、福島県の公式Facebookページ「ふくしまから はじめよう。」が、1万以上の「いいね!」を獲得したことを発表した。同ページの開設は6月18日で、公開後約3週間の7月6日に「いいね!」獲得数が1万を突破した。

「ふくしまから はじめよう。」は、復興に向けて立ち上がる福島県の現状や魅力を国内外に発信するために開設されたFacebookページ。運営チームは県庁職員の有志5名で構成されており、福島の「食」「観光」などをテーマに、運営メンバーの顔写真付きで情報を発信している。顔が見える発信スタイルはユーザーにも好評で、最近では1投稿あたり1000件以上の「いいね!」を獲得することもあるという。

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7月9日午前9時30分時点の「いいね!」数は1万650。同広報課によると、これは都道府県が運営する公式Facebookページの中では最多の数字だという(都道府県キャラクターページは除外)。

運営チームの一員である広報課の小島さんは、「こんなにも短い間に、これだけの方に『いいね!』していただいたことに正直驚いています。それと同時に、本当に大勢の人が応援してくれているんだということを実感し、今以上にがんばらなければという気持ちです。これからもチーム一同、皆さんに共感していただけるような発信をしていきたいと思います」と述べている。

Facebookページでは現在、全国に伝えたい福島県の食材の情報を集め、それをもとに「パティスリー ポタジエ」の柿沢安耶さんがオリジナルメニューを作るというユーザー参加型の企画を実施中。運営チームでは今後もさまざまな企画を立て、継続的に情報を発信していくとしている。

「ふくしまから はじめよう。」の運営チーム