NHN Japanは3日、スマートフォン向け無料通話・無料メールアプリ「LINE」事業について、KDDIと業務提携を行ったと発表した。KDDIの「au スマートパス」とのサービス連携を図る。同時に「LINE」における新機能「ホーム」「タイムライン」についての発表も行った。

NHN Japanの森川亮代表取締役社長(左)、KDDIの高橋誠代表取締役執行役員専務

サービス連携を進めることで、「au スマートパス」限定バージョンの「LINE for au スマートパス」を2012年9月の予定でリリースする。同限定バージョンでは、「au スマートパス」会員特典として、オリジナルキャラクターを用いた限定スタンプを無償提供し、LINE公式アカウントとして、「au スマートパス」に関する最新・オススメ情報などを配信、共同して利用促進に向けたプロモーションを実施していく。

また、LINEサービスの「安心・安全化」に向け、未成年者保護を目的とした取り組みやネットワーク環境の構築に向けた対応を共同して行う。

機能面では、新たに「ホーム」「タイムライン」が追加され、近日公開される。「ホーム」はテキスト・写真・動画・位置情報などを使って自分の近況をアップデートする機能。カバー写真を設定することで自分のパーソナリティを表現することもできる。友人の「ホーム」画面には、LINE内の「友だち」リスト、「トーク」内のプロフィール写真をタップすることで閲覧することができ、友人の投稿に対して、コメントしたり、スタンプを用いて「かわいい」「残念!」といった自分の感情を表現したりすることができる。

「ホーム」機能

「タイムライン」機能では、LINEでつながる友人の近況をまとめて閲覧可能になる。「ホーム」同様にコメントやスタンプでコミュニケーションをとることもできる。

「タイムライン」機能

なお、「ホーム」「タイムライン」ともに、投稿内容はLINE上に相互に「友だち」になっている人のみに公開、設定により、友人ごとに投稿内容の表示/非常時も選択可能。