eラーニング教材「すらら」を展開する株式会社すららネットは、「小中高生の幸福度調査」の結果を4月11日に公開した。調査対象は、「すらら」のログイン画面にて回答を得た小学1年生から高校3年生までの男女計336名。
幸福度は10段階評価で平均「7.0」
幸福度は、10段階評価で平均「7.0」という結果となった。小学生が「8.0」、中学生が「6.8」、高校生が「6.7」と学年が上がるにつれ幸福度が下がる傾向にあり、また、性別の平均は、男子が「7.0」、女子が「7.2」となり、わずかながら女子の方が幸福感が高いことがわかった。
より幸せになるために、「友人や仲間」と助け合う
幸福度を判断する際に重視した項目は、「友人関係」(58.0%)、「健康」(47.0%)、「自由な時間・充実した余暇」(45.2%)が3大要素となっている。子どもにとって幸福感とは、「成績」(31.5%)や「おこづかい」(9.5%)といった“子どもならでは"の要素に左右されるものではないようだ。
幸せになるために有効なことは何か聞いたところ、TOP3は「自分自身の努力」(72.3%)、「友人や仲間との助け合い」(64.6%)、「家族との助け合い」(39.6%)となった。「家族」より「友人」との助け合いの方が25ポイント高く、小中高生にとっては「家族」よりも「友人」の影響が大きい。
“将来の"幸福度予想は平均「7.6」
“将来の"幸福度の平均は「7.6」という結果に。学校種別の平均は小学生が「7.8」、中学生が「7.6」、高校生が「7.0」と学年が上がると幸福度予想が下がり、性別の平均は男子が「7.3」、女子が「7.9」と、現在の幸福度と同様、女子の方が高い傾向となった。
将来の不安要素は「就職」がトップ
将来の不安感を判断する際に重視した項目TOP3は、「就職」(69.6%)、「収入」(47.6%)、「健康」(25.3%)となり、「就職」が圧倒的に重視されている状況。さえない景気や海外からの留学生の採用の増加など、就職活動が厳しいという状況を受け、「就職」を不安に思う小中高生は多いようだ。
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