文化庁メディア芸術祭実行委員会は、グラフィックデザイナー佐藤卓がデザインした第16回文化庁メディア芸術祭のシンボルマークを発表した。

第16回文化庁メディア芸術祭のシンボルマーク

今回のシンボルマークは、円と線という単純な形状を組み合わせたもの。「二次元であってもそれ自体が常に動いているようなダイナミックな感覚を与える円。そして、文化庁メディア芸術祭の作品募集、受賞発表、受賞作品展、さらには文化庁メディア芸術祭の関連事業において、配置を変えて多様なパターンを描き出す直線。この円と線の関係は時と場合によって変化し、そして、人々に新鮮な驚きを与える表現と、メディアの変容によって生み出される創造性というメディア芸術の可能性を表している」とのこと。

なお、佐藤は、これまでに「ロッテ キシリトールガム」をはじめ、「明治おいしい牛乳」、「エスビー食品 SPICE&HERB」などの商品デザイン及びブランディング、金沢21世紀美術館や国立科学博物館などのシンボルマークを手がけているほか、21_ 21 DESIGN SIGHTのディレクターも務めている。