今年はハリウッドのウォーク・オブ・フェイムに殿堂入りを果たしたスカーレット・ヨハンソン (C)BANG Media International

スカーレット・ヨハンソンが、ヌード流出を認めたハッカーから6万6,719ドル(約530万円)の損害賠償を受け取ることになるという。

彼女には、自身のヌード写真を流出させたハッカーのクリストファー・チェニー被告から、6万6,719ドルドルの損害賠償を受ける権利があり、合衆国地方検事局による有罪勧告によるもの。過去に、チェニー被告から同様の被害を受けたクリスティーナ・アギレラの裁判例では、連邦裁判所は損害賠償金額を7,500ドル(約59万円)としていた経緯がある。クリスティーナの場合は、スカーレットと違い、ウェブサイトにヌード写真がアップされるようなことがなかったため、メールはハッキングされたものの比較的小額の損害賠償金額になったようだ。

チェニー被告の主な手口はハッキング。クリスティーナの場合は、クリスティーナのスタイリストのメールアカウントがハッキング被害に遭ってヌード写真が流出し、一方スカーレットの場合は、スカーレットが元夫ライアン・レイノルズに送ったメールをチェニー被告にハッキングされ、同じくは写真が流出している。彼は2年間にわたってほぼ毎日エンタメ業界の50人のセレブのメールをハッキングしていたという。判決は7月23日に言い渡される予定だ。

しかし被告側の弁護士は、チェニー被告の雇用状況からして「被害者に高額な損害賠償を支払うことはできない」と訴えており、71カ月にわたる最も重い禁固刑を訴えているという。

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