米Googleは24日(現地時間)、ユーザーインターフェイスを刷新したAndroidアプリ版「Google+」の提供を開始した。バージョン番号は2.6。同社はすでに新デザインを採用したiOS用アプリを10日にリリースしているが、Android版にはナビゲーションリボンや、メニューからのハングアウト開始など、iOS版にはない機能を盛り込んでいる。

新デザインはGoogleが掲げる「toward a simpler, more beautiful Google」に沿ったもので、すっきりとしていてタッチスクリーンで操作しやすく、またモバイルデバイスの小さな画面でも写真やビデオが大きく表示されるように工夫されている。Android版で新たに採用されたナビゲーションリボンはスライド式のメニューバーで、左上のボタンをタップすると左端から現れる。これによりホーム画面に戻ることなく、よりスムースに機能を切り替えられるようになった。Android版のメニューにはハングアウトのボタンが用意されており、ナビゲーションリボンから直接ハングアウトを開始でき、相手の電話を鳴らすこともできる。

すべてのサークルのストリーム画面。写真はフルブリードで画面の横幅全体を活かして表示される。「投稿へのコメント」や「+1」はオーバーレイ表示

左上のボタンをタップすると、メニュー画面が左端から現れる(ナビゲーションリボン)

電話をかけるように気軽にハングアウトを開始できる。招待を受け取れなくても、ワンタップで返信可能

このほかアプリからインラインで投稿を編集できるようになり、Google+から直接写真をダウンロードして壁紙に設定できる。