Googleは5月17日、公式ブログにおいて、ユーザーの安全なインターネット利用を支援する取り組みの一環として、Webサイト「知っておきたいこと」を開設したと発表した。

「知っておきたいこと」では、インターネットでやりとりされるデータの説明と、ユーザーがデータを守るための方法を紹介している。「オンラインの安全性」「ウェブ上のデータ」「Googleのデータ」「データの管理」の4つのテーマに分け、パスワードの選び方やマルウェアへの対策、Cookieの管理方法、Googleで検索した際に検索ログに保存されるデータの解説、Googleサービスの内外へデータを移行する方法などが掲載されている。

たとえば「ウェブ上のデータ」では、IPアドレスについて、住所における郵便番号に似た役割を持っていて、ページの表示言語を推定したりユーザーの所在地に関連するコンテンツを表示したりする場合に役立つことが説明されている。

「知っておきたいこと」のWebサイトイメージ

また、サブ的なコンテンツとして、「フィッシング」「インタレストベース広告」などを解説する用語集や、Googleの取り組みに賛同するインターネットコンテンツセーフティ協会、インターネット・ホットラインセンターといった団体のWebページへのリンクも用意されている。