インターネット調査などを行うマイボイスコムはこのほど、「タブレット端末に関するアンケート調査」の結果を発表した。同調査は4月1日から5日にかけてインターネット上で行われ、1万1,694件の回答を得た。

タブレット端末の個人での利用状況を尋ねたところ、タブレット端末の所有者は7.4%、利用者は7%だった。所有している端末の内訳は、「iPad2」が全体の2.1%、「iPad」が全体の1.8%となっている。

タブレット端末所有状況・主利用端末 資料:マイボイスコム

インターネットへの接続方法を聞いたところ、「Wi-Fi」が6割を占め、「Wi-Fi+3G」は2割強だった。iPad2の利用者やGALAXY Tabの利用者は「Wi-Fi+3G」の割合が多くなっている。

タブレット端末からインターネットへの接続方法 資料:マイボイスコム

タブレット端末の利用シーンや場所は、「自宅でひとりでくつろぎながら」(70%)のほか、「自宅で、家族と過ごすときに」「時間つぶし」「自宅のベッドや布団」「自宅で、テレビなどを見ながら」など、自宅での利用が上位にあがっている。

利用している機能やサービスは、「Webサイトの利用」(69%)と「メール」(53%)が上位2位で、以降、「動画の視聴」「写真・画像の閲覧」「地図・GPS」「ゲームやアプリ」「ソーシャルメディア」が続く。

タブレット端末を今後「利用したい」「まあ利用したい」と回答した人は計31%で、「利用したいと思わない」「あまり利用したいと思わない」(計42%)より少ない結果となった。利用意向を持つと回答した人に選定時の重視点を聞いたところ、「価格」(75%)が最も多く、第2位は「操作性」(62%)で、以下「バッテリーの持ち時間」「画質」が4割台で続く。