Opera’s newest Web browser introduces a new technology platform. |
Opera Softwareは、Opera Nextに対してハードウェアアクセラレーションの更新とアイコンの修正を行ったことを発表した。20日(ノルウェー時間)付けのスナップショットには、新たにDirectXバックエンドがサポートされ、Windows Vista及びWindows 7のユーザはDirectXによるハードウェアアクセラレーションが可能となった。23日付けのスナップショットでは、Operaのアイコンが若干修正されている。
Opera Softwareでは昨年10月に公開された「Opera 12 α」版で、すべてのUIをGPUを活用してレンダリングするフルハードウェアアクセラレーション機能が試験的に導入されていた。アルファ版ではOpenGLバックエンドのみの対応だったが、新たにDirectXバックエンドの対応が加わっている。
ハードウェアアクセラレーションの更新では、ハードウェアアクセラレーション及びWebGLの使用をユーザが選択できるようオプションも追加されている。標準ではどちらも無効となっており、アドレスバーに「opera:config」と入力して設定ファイルエディタを開き、User Prefsにある「Enable Hardware Acceleration」及び「Enable WebGL」の値を「1」にして再起動することで、それぞれの機能を有効にできる。