ローソンは10日、同社が提供する無線LANサービス「LAWSON Wi-Fi」について、ログイン方法や利用規約を変更すると発表した。時期については「準備が整い次第、できる限り早い時期に変更」としている。

「LAWSON Wi-Fi」は、6日にサービスを開始した24時間無料の無線LANサービス。同社のポイントカード「Ponta」の利用者向けに、無線LANサービスを提供する。同社が配信している「ローソンアプリ」からログインし、携帯電話事業者の区別なく、スマートフォンで無線LANサービスが利用できる。

サービス開始後、ログイン方法に「Ponta」の会員IDと電話番号、誕生日を用いていたことからセキュリティ上の問題が指摘されていた。変更後は任意の番号を用いたパスワード機能を追加する。

さらに、レシートに「Ponta」の会員IDが印字され、容易に他者に会員IDを知られてしまう懸念もあることから、レシートに印字される「Ponta」会員IDの一部をマスキングするという。

また、現在の利用規約には、誕生日や電話番号を知らせる行為が禁止事項として盛り込まれており、こうした個所を含む、禁止事項や利用記録の保存についての記載内容を変更するとしている。

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