The Mozilla Foundation |
Mozillaは旧Javaプラグインをブロックリストに追加したことを発表していたが、4日(米国時間)にブロックリスト化についての補足情報を報告している。補足情報は2点あり、AppleがJavaのアップデートを実施したこととWindows及びLinuxのブロックリストの追加がMozilla側のミスで「softblock」ではなく「hardblock」で適用させていたことが挙げられている。
ブロックリストがhardblockレベルであったため、影響を受けるユーザは強制的にJavaプラグインが無効になってしまっていたという。現在はこの問題は修正されsoftblockレベルとなっている。また、Apple側ではすでにJavaセキュリティ更新プログラムの配布を行なっているが、近日中に行われる予定のMac OS X版Javaプラグインのブロックリストへの追加はsoftblockレベルで行うとしている。
もし、今回のミスでJavaプラグインが無効になってしまったユーザはJavaをアップデートするか手動でブロックリストを削除することで回避できるという。最新のJavaはこちらより入手できる。
ブロックリストの削除とプラグインの再有効化については次の手順で行える。
- アドレスバーで"about:support"を入力
- ページ内にあるプロファイルフォルダから[フォルダを開く]を選択する
- Firefoxを終了させてフォルダ内にあるblocklist.xmlとpluginreg.datを削除
- 再度、Firefoxを起動してアドレスバーで"about:addons"を入力
- プラグインを有効にする
ブロックリストは最大24時間で更新されるため、強制的にブロックリストを削除しなくても再度利用できるようにはなる。また上記の手順でブロックリストを更新すると無効化するようダイアログが表示されるが、これを無視すれば旧Javaを使用できる状態にはなる。
softblockレベルになったことで古いJavaを利用することは可能となったが、Mozillaでは速やかに最新版のJavaに更新することを強く推奨している。