Webconverger is designed to support only Web applications.

28日(米国時間)、ブラウザ専用オペレーティングシステムWebconvergerの最新版となる「Webconverger 12」が公開された。WebconvergerはDebian Liveをベースに開発されているオープンソースの専用OSで、システムを起動するとそのままブラウザが起動し、すべてのユーザインタラクションをブラウザを経由して実施する仕組みとなっている。

Webconverger 12には次のような特徴や機能が入った。

  • ソースコードのメンテナンスをGitで管理するように変更
  • ブートメニューを一新し、ブートAPIをリエンジニアリング
  • ブラウザにFirefox 10 ESR(Firefox 10.0.3)を採用
  • about:ページに動作しているWebconvergerの情報を表示
  • ネットワーク処理の改善
  • ブートオプションにkioskresetstationオプションをサポート
  • ソフトウェアパッケージをいくつか更新

Webconverger 12ブート画面

Webconverger 12動作画面 その1

Webconverger 12動作画面 その2

Webconverger 12動作画面 その3

28日に公開されたWebconverger 12はその後、バグフィックスやセキュリティホールに対処した最新のFlash 11.2を入れたWebconverger 12.2に更新されている。最新のWebconverger 12.2はこちらよりダウンロードできる。ソースコードはGitHubで公開されている。