富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(富士通SSL)はこのほど、同社が販売するペーパーレス会議システム「WebコアConference」の新型iPad対応を開始。併せて、iPadの特性を生かしたクライアントアプリケーションの機能強化を実施した。

WebコアConferenceは、サーバに登録した会議資料を無線LAN経由で端末画面に表示し、紙の資料を使わずに効率的な会議運営をサポートする製品。富士通製スレートPC/Androidタブレットに対応し、端末台数に関わらずページ同期や資料の自動切り替えも可能。紙の資料が不要なため、情報漏えいのリスクを排除できる。

WebコアConferenceのシステムイメージ

今回は3月16日に発売されたアップル社の新型iPadに新たに対応し、クライアントアプリケーションには、PDF以外のファイルも閲覧できるWebブラウザ機能や、資料を一覧するサムネイル表示機能などが追加された。これにより、よりわかりやすく効率的な会議運営が可能だとしている。

動作確認機種は、Apple社製iPad (iOS 4.3/5.0/5.1)、富士通製Androidタブレット「ARROWS Tab」(Android 3.2)、および富士通製スレートPC「STYLISTIC Q550/C」(Windows 7)。販売価格は下記の通り。今後は遠隔地間での会議における利用にも対応する予定。

商品 価格
サーバライセンス 63万円
クライアントライセンス 2万1,000円(1ユーザーにつき1ライセンスが必要)